高木の文化・歴史
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令和3年 黒川院座主慰霊祭

黒川院座主慰霊祭

高木地区黒川では、毎年4月に黒川院歴代の座主慰霊祭が行われます。
正慶2年(1333年)彦山(英彦山)座主として後伏見天皇第六皇子長助(助有)法親王が、黒川院を置かれたことに始まり、第14代舜有が亡くなる天正15年(1587年)までの254年間、繁栄を極めたと記録されています。

毎年、この慰霊祭のために、英彦山神宮より宮司さんが黒川に来られ、粛々と神事を執り行います。

今年は、コロナの影響もあり、約20名程の参列で、厳かに神事が進められました。

本来であれば、神事の後に直会があるのですが、今年は昨年同様、中止されました。

このような地域の行事は、年に一度ですが、縁つなぎの場になっています。

来年は、従来通りの慰霊祭ができることを祈りたいと思います。